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アジア開発銀行研究所[あじあかいはつぎんこうけんきゅうしょ]
アジア開発銀行研究所(アジアかいはつぎんこうけんきゅうしょ、、ADBI、ADB研究所)は、アジア開発銀行のシンクタンク。アジア太平洋地域における効果的な開発戦略の策定と、アジア開発銀行加盟国に対する開発運営の支援を行うため、シンクタンク機能を持つアジア開発銀行の補助機関として1997年に設立された。日本政府が設立・運営基金を拠出しており、日本の政府機関の多い千代田区霞が関の霞が関ビルに所在する〔"Contact Us ." Asian Development Bank Institute. Retrieved on February 19, 2012. "ASIAN DEVELOPMENT BANK INSTITUTE Kasumigaseki Building 8F 3-2-5, Kasumigaseki, Chiyoda-ku, Tokyo 100-6008, Japan"〕。アジア開発銀行研究所は、開発に関する情報・知識の創造・普及において、アジア太平洋地域で中心的な役割を果たすようになってきており、世界の専門家、研究者、シンクタンク、政府機関などとの広範なネットワークを築いている。現在の所長は、慶應義塾大学名誉教授の吉野直行が務めている。
== 沿革 == 1996年5月に開かれたアジア開発銀行の第29回年次総会において、アジア開発銀行加盟開発途上国政府や開発研究所の幹部・職員の能力強化が必要であるとして、日本政府がアジア開発銀行研究所の設立及び運営資金を拠出することを提案した。この提案は9月24日に承認され、1997年12月10日にアジア開発銀行研究所が発足した。 研究所の初代所長には、フィリピンの経済学者ヘスス・エスタニスラオ(Jesusu Estanislao)が就任した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アジア開発銀行研究所」の詳細全文を読む
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