翻訳と辞書 Words near each other ・ アスカニウス ・ アスカニエン家 ・ アスカニオス ・ アスカネット ・ アスカム ・ アスカラポス ・ アスカランド ・ アスカリ ・ アスカリ (兵士) ・ アスカリアン ・ アスカリドール ・ アスカリ・A10 ・ アスカリ・KZ1 ・ アスカリ・カーズ ・ アスカリ・モハッマディアン ・ アスカリ・モハマディアン ・ アスカリ・モハメディアン ・ アスカリ・モハンマディアン ・ アスカルゴ ・ アスカルダズ＝アングルダーニ教区 Dictionary Lists mini英和辞書 mini和英辞書 Webster 1913 Latin-English FOLDOC Wikipedia English ウィキペディア

翻訳と辞書　辞書検索 [ 開発暫定版 ] スポンサード リンク アスカリドール ： ウィキペディア日本語版 アスカリドール アスカリドール (ascaridole) は天然に存在する有機化合物の一種で、モノテルペンに分類される。アスカリドールのようにペルオキシド構造を持つ天然物は少ない。アカザ属の植物、特にアリタソウ (''Chenopodium ambrosioides'') の精油の主成分である〔Paget, H. (1938). “Chenopodium oil. Part III. Ascaridole.” ''J. Chem. Soc.'' 392: 829–833. .〕。 無色の液体で、ほとんどの有機溶媒に可溶である。他の低分子量の有機過酸化物（ペルオキシド）と同じく、不安定であり、加熱あるいは有機酸で処理すると爆発しやすい〔Wallach, O. (1912). “Zur Kenntnis der Terpene und der ätherischen Öle.” ''Justus Liebigs Ann. Chem.'' 392: 49–75. .〕。 線虫を駆除するための薬（虫下し）として使われる。 ==歴史== 最初に発見されたペルオキシドであり、長らく唯一のペルオキシドとして知られていた。1912年にオットー・ヴァラッハによって構造が解明され〔、1944年にカール・ツィーグラーによって初めて合成された〔Schenck, G. O.; Ziegler, K. (1944). “Die Synthese des Ascaridols.” ''Naturwissenschaften'' 32: 157. .〕。用いられたのはα-テルピネンをクロロフィルの存在下に光照射して酸素と反応させる方法であった。その反応条件下では一重項酸素が発生し、これがテルピネンのジエン部分とディールス・アルダー反応を起こす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「アスカリドール」の詳細全文を読む スポンサード リンク 翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.