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アスクレピオスの聖地エピダウロス : ウィキペディア日本語版
エピダウロス

エピダウロス( / ) あるいは エピダヴロス現代ギリシャ語: / )は、ギリシャペロポネソス半島東部に位置する古代ギリシアの港湾都市。現在はペロポネソス地方に属する基礎自治体ディモス)のひとつである。
エピダウロスは、ギリシア神話の名医アスクレピオスゆかりの聖地とされる。アスクレピオスを祀った聖域の遺跡には、古代の劇場が美しい形で残っていることで知られ、「エピダウロスの考古遺跡」として世界遺産に登録されている。この遺跡を単に「エピダウロス」と呼ぶこともあるが〔たとえばギリシャ政府観光局のサイト では単に「エピダウロス」として遺跡を紹介している。〕、遺跡は港町エピダウロスからは8km離れた郊外にある。
== 地理 ==

=== 位置・広がり ===
都市としてのエピダウロスサロニコス湾に面した港町で、首都アテネの南西約65km、コリントスの東南約40km、県都ナフプリオの東約30kmに位置する。現在はパレア・エピダヴロス(「旧エピダウロス」の意)の名で呼ばれる、1700人ほどの人口を有する。
自治体としてのエピダウロス市は、20世紀末以来2度の自治体統廃合により、沿岸部から内陸部にかけて大きな面積を持つ。2011年の統廃合では西に隣接するアスクリピイオ市と合併した。
エピダウロス遺跡(アスクレピオスの聖域)は、パレア・エピダヴロスから約8km南西に隔たった内陸部にある。2010年まではアスクリピイオ市(「アスクレピオス神殿」アスクレペイオンに由来する地名である)に属していた。じっさい、旧アスクリピイオ市の中心であったリグリオの方がパレア・エピダヴロスよりもエピダウロス遺跡に近く、遺跡はリグリオの約4km南東にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エピダウロス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Epidaurus 」があります。



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