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アタックゾイドは、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。製作はトミーだが、元は1987年に食玩として森永製菓より、旧バトルストーリー時代に第一弾・第二弾の16種類が発売されていた。 ゾイドシリーズと同じ1/72スケールで展開し、パイロット着脱、ハードポイントを介した通常ゾイドへの搭載などのギミックがある。 2000年にトミーの系列会社ユージンよりカプセルトイとして発売されていたが全て復刻されず、完全にコンプリートするには通販の特典としてしか手段が無かった(現在は特典は終了している)。 代わりに24ゾイドのゴーレムとバトルローバーが1/72スケールの新製品として混入されていた。復刻に際し各機の名称を新たに設定し、成型色変更(フレーム部は共和国:紺は濃い色に、帝国:赤は鮮やかな色に、装甲部は共和国はベージュからグレー、帝国はグレーからシルバー)、共和国側は一部部品にメタリックの銀塗装が施された。 種別も『コマンドゾイド』に変更され、帝国側機体の所属がゼネバス帝国からガイロス帝国へ変化したのに伴い、主に国章などの両軍共通シールが付属。 余談だが、帝国側の機体はアタックゾイドの赤フレームと、コマンドゾイドのシルバー装甲で組立てると、旧ゼネバスカラーが再現できる。 == シリーズ == === 共和国 === ;ショットダイル : :第一弾として発売されたカンガルー型ゾイド。復刻時の名称はRZS-003ディノチェイス(DINOCHASE)。 :情報収集を得意とし、そのジャンプ力から立体的な格闘戦も可能な機体。俊敏な機動力から偵察部隊に多く配備された。強靭な脚部を生かした格闘戦が得意。 :キットは腕と足の付け根、首、尻尾が可動し、底面に凹型ジョイントがあり、他のゾイドとドッキング可能。復刻版は座席上部が銀塗装されている。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;シーバトラス : :第一弾として発売されたカブトガニ型ゾイド。復刻時の名称はRZS-001アサルトシーカー(ASSAULTSEEKER)。 :水上を音もなく進み、低空飛行も可能。ウルトラザウルスの艦載機としても活躍する。ステルス性に優れ、偵察行動にも多用される水陸両用機。装甲も厚く、対弾性も高い。 :キットは爪と尻尾、2連砲が可動し、底面に凹型ジョイントがあり、他のゾイドとドッキング可能。復刻版は後部2連砲が銀塗装されている。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;カマキラー : :第一弾として発売されたカマキリ型ゾイド。復刻時の名称はRZS-005ライトスパイカー(LIGHTSPYKER)。 :スパイカーのコンセプトを超小型ゾイドに落とし込んだ格闘専用機種。両手の鎌での格闘戦を得意とする。森林戦の他、市街地での破壊活動にも威力を発揮。 :キットは腕と足の付け根、首、上半身が可動し、底面に凹型ジョイントがあり、他のゾイドとドッキング可能。復刻版は鎌部分が銀塗装されている。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;キャノッサ : :第一弾として発売された鳥型ゾイド。復刻時の名称はRZS-007ソルディス(SORDIS)。 :飛行能力に優れた超小型戦闘機。飛行ゾイド補佐の他、連絡機としても使用される。超小型の軽戦闘機として航空基地には必ずといって良いほど配備されている傑作機。 :キットは翼、首と足の付け根、座席が可動し、着陸状態が再現できるが、底面ジョイントがなく、他のゾイドとドッキング出来ない。復刻版は頭部2連砲が銀塗装されている。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;ハイパーシザース : :第二弾として発売されたエビ(ザリガニ)型ゾイド。復刻時の名称はRZS-009エイビー(ABIE)。 :川や沼などの湿地戦に向いた機体であり、バリゲーターと共にゲリラ戦を得意とする。連装ビーム砲と、鋼鉄をも切り裂くシザーを備え、また水中だけでなく水上を航行する能力も有する。格闘戦を得意とした水陸両用の超小型ゾイドで、帝国軍クラブラスターのライバル。 :キットは腕と足の付け根、尻尾が可動するが、底面ジョイントがなく、他のゾイドとドッキング出来ない。復刻版は連装ビーム砲が銀塗装されている。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;クロスウィング : :第二弾として発売されたトンボ型ゾイド。復刻時の名称はRZS-011ブロラバーン。 :垂直離着陸も出来、低速度での飛行も可能なため、物資の空輸や偵察に威力を発揮。良好な空中停滞能力を誇り、主に地上攻撃に多用された軽戦闘機。 :雑誌てれびくん掲載のストーリーでは無数のクロスウイング航空隊がデスザウラーを絨毯爆撃し、その進撃を遅らせ共和国部隊を救うなど大金星を挙げている。その他、6機のクロスウイングでシールドライガーを空輸し、帝国基地を奇襲したこともあり、機体サイズから考えると驚異的な積載量を誇る事もあり、アタックゾイドの中ではかなり抜きん出た能力を示す機体だと思われる。 :キットは翼と足の付け根、尻尾が可動し、翼は後方に畳む事も、X字を描くこともできるが、底面ジョイントがなく、他のゾイドとドッキング出来ない。復刻版はパルスビーム砲が銀塗装されている。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;ウォータースパイダー : :第二弾として発売されたアメンボ型ゾイド。復刻無し。 :水上を高速移動でき、一撃離脱戦法を得意とする特殊ゾイド。 :キットは足の付け根、足首が可動し、背部装甲は大きく開くことが出来るが、底面ジョイントがなく、他のゾイドとドッキング出来ない。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より ;サラディン : :第二弾として発売されたアルマジロ型ゾイド。復刻無し。 :全身を特殊合金の装甲で覆い、敵の攻撃を跳ね返す防御力に特化した機体。 :キットは首、頭部先端の銃が可動する他、足の付け根も前後に可動。底面ジョイントがなく、他のゾイドとドッキング出来ない。 : :※機体諸元は2008年に発売された「月刊ゾイドグラフィックス Vol.9 ゾイドハンマーロック」より 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アタックゾイド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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