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必殺技[ひっさつわざ] 必殺技(ひっさつわざ)とは、敵と戦う上で持ち合わせている技術、武器、技などのうちで最も有効技のことである。武器の場合は必殺武器(ひっさつぶき)とも称する。字義的には「必ず殺す技」と解釈できるが、必ずしも相手の命を奪う技とは限らない〔例としてウルトラマンコスモスのように、敵と認識した対象の悪い心を浄化するというタイプの必殺技など〕。 == スポーツ == ショー的要素が強く技の多い格闘技(プロレスなど)では、選手の持ち技、決め技(フィニッシュ・ホールド)として用いられる。ただし大相撲など伝統的な武道では、「得意技」ということはあれども、「必殺技」とはいわれることはあまりない。また武術に形はあるが必殺技の意味ではない。ただし佐々木小次郎の「燕返し」の存在は漫画などの必殺技に大きな影響を与えた。 プロレスにおける必殺技は、決め技であるフィニッシュ・ホールドとも呼ばれ、「空手チョップ」(力道山)、「十六文キック」(ジャイアント馬場)、「卍固め」、「延髄斬り」(アントニオ猪木)などが代表例として挙げられる。これらはまさしくそれぞれの選手を象徴する技であった。 またこれになぞらえて、格闘技以外でも相手に対して絶対的優位を得る技を必殺技と俗称することがある。野球選手イチローの驚異的好返は「レーザービーム」と呼ばれ、ここから広がりイチローに限らず同様の好返球を指して「レーザービーム」と呼ぶことがある。あるいは卓球選手福原愛の「王子サーブ」も同様のものといえる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「必殺技」の詳細全文を読む
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