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アッシュール・ナディン・シュミ : ウィキペディア日本語版 | アッシュール・ナディン・シュミ アッシュール・ナディン・シュミ(Ashur nadin shumi、在位:紀元前699年 - 紀元前694年)は、新アッシリア王国時代にバビロニア王として派遣されたアッシリアの王子。エラムに支援されたバビロニアの反乱を抑えられず捕縛され行方不明となった。 == 来歴 == アッシリア王センナケリブの息子として生まれ、後継者であると目されていた。末弟にはエサルハドン(母はナキア)がいる。 アッシリアによる傀儡のバビロニア王が結局アッシリアに背いて反乱を起こすと、センナケリブは彼を倒した。その後アッシュール・ナディン・シュミは父王の命令によってバビロニアに赴き、バビロニア王に即位して現地の統治に当たった。しかしバビロニアには反アッシリア感情が渦巻いており、エラムの支援の元でが反乱を起こした。アッシュール・ナディン・シュミはこの反乱の鎮圧に失敗し、エラムによって連れ去られ行方不明となった。このことはアッシリアで王位継承問題が発生する原因の一つとなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アッシュール・ナディン・シュミ」の詳細全文を読む
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