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アッティラ・シハー : ウィキペディア日本語版
アッティラ・シハー

アッティラ・シハー(アッティラ・チハー、Attila Csihar1971年3月29日 - )は、ハンガリーブダペスト出身のヘヴィメタルミュージシャン。主にブラックメタルの分野で活動している。特にメイヘムボーカリストとして著名。Void ov Voicesというソロプロジェクトも知られている。ハンガリー人の姓名表記では、チハー・アッティラ (Csihar Attila)となるが、本記事ではバンド活動などで主に使われるヨーロッパ風の姓名表記を用いる。
彼のボーカルは、作家のに『オペラティック』であると評された〔
〕 。
== 略歴 ==
1985年に、ハンガリーブラックメタルバンドトーメンターボーカリストギタリストとして活動を始める。アルバムと同程度の曲数を収録したデモテープ『Anno Domini』〔ただし、これを1stアルバムとする場合もある〕〔http://www.metal-archives.com/albums/Tormentor/Anno_Domini/6555〕をリリースするも、その後、トーメンターは1991年に解散〔http://www.metal-archives.com/bands/Tormentor/2268〕。トーメンターの活動で、ノルウェーのメイヘムとの関わりが生まれ、デッド自殺によって空席となっていたメイヘムにセッションボーカリストとして招かれた。そして、1stアルバム『De Mysteriis Dom Sathanas』に参加した。
メイヘムに参加した後、アッティラは、プラズマ・プールアボリムやコログのような様々なバンドで活動するようになる。また、ハンガリーでロック・オペラジーザス・クライスト・スーパースターにカイアファ (Caiaphas)として出演したこともある。また、再結成したキープ・オヴ・カレシンにボーカリストとして短期間参加した。
また、アメリカドゥームメタル/ドローンメタルバンド、Sunn O)))の影のメンバーでもある〔Interview for french online magazine Les Eternels, Dec 2007. http://www.leseternels.net/interviews.aspx?id=112〕。アッティラは、Sunn O)))で5枚のフルアルバムに参加した。その中には、Sunn O)))の最も成功したアルバム『Monoliths & Dimensions』が含まれ、世界を周るツアーにも参加した。
2004年には、マニアックの脱退したメイヘムに加入した。1992年に1stアルバムのレコーディングに参加した時から実に12年経過して、正式加入することとなった。加入前から不安定な状態にあったメイヘムは、アッティラ加入後もしばらく目立った活動は無かったが、徐々に持ち直し、2007年に4thアルバム『Ordo Ad Chao』をリリース。同アルバムは、ノルウェーのグラミー賞と呼ばれるSpellemannprisenを受賞し、ワールドワイドツアーを敢行した。
また、Sunn O)))のグレッグ・アンダーソンオレン・アンバーチベリアル・チェンバー・トリオというプロジェクトも始めている。また、この他にもSunn O)))のスティーヴン・オマリー、オレン・アンバーチとグレイヴテンプルというプロジェクトでも活動している。
2008年11月にはソロプロジェクト、Void on Voicesを始動させる。同プロジェクトは、ウルヴェルなどのバンドのサポートアクトとしても活動した。
彼は、ディセクションエンペラートーケ、ウルヴェル、Current 93Jarboe、Toby Knapp、Banks Violette、Nader Sadekなどの多くのアーティストとのコラボレーションも行っている。
彼は、映画製作所で働いていた。トニー・スコットスパイ・ゲームでは、プロダクション・デザイナーのノリス・スペンサーの最初のアシスタントであった​​。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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