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アッテネータ : ウィキペディア日本語版
減衰器[げんすいき]
減衰器(げんすいき、)は、信号を適切な信号レベルに減衰させる電子部品、または装置である。減衰量の単位はデシベル(dB)を用いることが多い。Attenuatorの頭文字三文字を取ってATTと略表記される事がある。PADと言われることもある。逆に適切な信号レベルまで増幅するものは、アンプまたはブースターである。
== 用途 ==
本来、単なる減衰器ではあるものの、抵抗のみを用いた減衰器にはその優れた線型性から様々な有意義な用途がある。
; 信号の減衰
: 受信機・増幅器等の入力ダイナミックレンジの関係からアッテネータにより適正レベルに減衰させる
; 測定
: 高精度な減衰定数(dB)を持つ減衰器と適切な終端抵抗、検波器の組み合わせは信号レベルの測定においてアクティブ素子による測定器に比較して高精度となりうる
; インピーダンスマッチング
: 非対称減衰器回路によって広周波数特性のインピーダンス変換が可能である
; インピーダンスマッチング(不慮の事故防止)
: ある程度の減衰率を持つ減衰器は出力開放・出力短絡事故においても反射波を低減させる
; 平衡・不平衡変換
: 不平衡減衰器回路によって広周波数特性の平衡・不平衡変換が可能である

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「減衰器」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Attenuator (electronics) 」があります。



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