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アテノロール
アテノロール(Atenolol、商品名:テノーミン)はβブロッカーと称される薬物の一つで、交感神経のに対する拮抗作用を示す。主として心血管疾患の治療に用いられる。高血圧治療に於けるプロプラノロールを置き換える医薬品として開発され、英国で1976年に承認された後、狭心症、不整脈の治療薬として認められた。日本では1983年に本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、不整脈(期外収縮)に対して承認され、1987年に洞性頻脈に対して追加承認された。アテノロールは心拍数を低下させ、心負荷を減少させる。プロプラノロールと異なり、アテノロールは血液脳関門を通過しないので、中枢神経系の副作用が減少している。 ==効能・効果== 日本で承認されている効能・効果は本態性高血圧症(軽症〜中等症)、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)であるが、QT延長症候群、心筋梗塞、心室頻拍、緩和にも効果が有るとされる。 親水性が高く中枢への作用が弱い為、片頭痛予防効果は低い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アテノロール」の詳細全文を読む
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