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アトランタ都市圏(アトランタとしけん、)は、アメリカ合衆国の大都市圏として第9位、ジョージア州では最大の都市圏である。アメリカ合衆国行政管理予算局から、「アトランタ・サンディスプリングス・ロズウェル大都市統計地域」として指定されている。さらに広域のアトランタ・アセンズ=クラーク郡・サンディスプリングス広域都市圏の中核部でもある。その経済、文化、人口の中心はジョージア州州都かつ最大の都市であるアトランタ市である。アトランタ広域都市圏には北ジョージアの39郡が入り、さらにノースカロライナ州の1郡が含まれる。推計人口は620万人である〔US Census Bureau, "Largest US Metropolitan Areas by Population, 1990-2010", in ''World Almanac and Book of Facts 2012'', p. 612.〕。アトランタは世界都市のアルファ(-) にランクされている。アメリカ合衆国南東部では、ワシントン大都市圏と南フロリダ大都市圏に次いで第3位の都市圏となっている。 == 定義 == アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、アトランタ都市圏の住民は広さ8,376平方マイル (21,694 km2) の土地に広がっており、その広さはマサチューセッツ州1州に相当する。ジョージア州はテキサス州に次いで郡の数が多いので、地域住民は分権化の進んだ政府の集合の下で生活している(郡の数が多いのは州内の予備選挙で票の重さを計るために郡単位のシステムを採っていたことが原因の一部だが、そのシステムは今は無くなっている)。2000年国勢調査の時点で、都市圏人口の10人に1人以下しかアトランタの市域内に住んでいない。 メトロ・アトランタ商工会議所による2006年の調査では、2005年半ばの時点で大都市統計地域内に28郡、140の都市と町が入っている〔。その後2005年12月にサンディスプリングス市が法人化されたことに続き、ジョンズクリーク(2006年)、ミルトン(2006年)、チャタフーチーヒルズ(2007年)、ダンウッディ(2008年)、ピーチツリーコーナーズ(2011年)、ブルックヘイブン(2012年)の6都市が法人化された。 アトランタ都市圏は、1950年、フルトン・ディカーブ・グイネット・コブ・クレイトン各郡として最初に定義された。1970年国勢調査以後にバッツ、チェロキー、ダグラス、ファイエット、フォーサイス、ヘンリー、ニュートン、ロックデール、ウォルトンの各郡が追加され、1980年にはバロウ郡とコウェタ郡が加わり、1990年位はバートウ、キャロル、ポールディング、ピケンズ、スポルディング各郡が加えられた。 アトランタの広域都市圏には、ゲインズビル大都市圏、アセンズ=クラーク郡大都市圏、およびラグレンジ、トマストン、ジェファーソン、カルフーン、シーダータウンの各小都市圏が入り、2012年時点の人口は6,162,195 人だった。この広域都市圏はメイコンとコロンバス各大都市圏と接してもいる。この地域はアメリカ合衆国南東部の大都市圏の1つであり、州間高速道路85号線回廊に沿った、ピードモント・大西洋メガリージョンと呼ばれる、巷間では「チャーランタ」とも呼ばれる成長しつつあるメガロポリスに属している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アトランタ都市圏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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