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『アドバンスド大戦略』(アドバンスドだいせんりゃく)は、セガ(後のセガゲームス)から発売されたウォー・シミュレーションゲームシリーズの1つで、第二次世界大戦期を舞台に、主にナチス・ドイツ軍を操り、連合国軍と戦い抜くことが目的となる。 販売元のセガによるとシリーズ中最も人気の高いのが初代メガドライブ版『アドバンスド大戦略 -ドイツ電撃作戦-』とのことで、絶妙なゲームバランスや「風呂から上がってもまだ思考中だった」とセガ自ら認める伝説的な思考スピードの遅さともあいまって〔SEGA AGES版公式サイト 〕、特に注記がない場合はメガドライブ版アドバンスド大戦略を指す事が多い。 なお、アドバンスト大戦略と呼ばれる事もある(タイトルはあくまでも「アドバンスド」だが、英語本来の発音では「アドバンスト」が正確であるため)。AD大戦略と略記される事もある。 コンシューマー機の戦略シミュレーションゲームとして根強い人気を誇り、1998年3月13日の時点でシリーズ累計100万本セールスを記録している。 == ゲームの特色 == 基本的にはシステムソフト社の『キャンペーン版大戦略』のシステムを踏襲している。シナリオ終了時に残存している自軍ユニットは基本的に次のシナリオにも継承される。また、史実に沿った兵器の改良を行う事もできる(一部の作品では史実に沿っていない架空兵器も登場する)。ユニットの経験値を改良や進化にも使用できるのが一般的な『キャンペーン版大戦略』との差異であり、生産はできず進化・改良でしか使用できないユニットも多い。 シナリオはシリーズによって若干異なるが、基本的にはポーランド侵攻やスペイン内戦から始まり、バトルオブブリテンや東部戦線、北アフリカ戦線などを経て最終的にベルリン陥落で終わる(ただし一部の作品はこれに限らない)。多くのシナリオは敵の首都をすべて陥落させた時点の日付(ターン数)によって大勝利・勝利・引き分けの三つにわけられ、勝敗の結果によって次に攻略するシナリオが変わってくる。なお、戦況の如何によっては仮想シナリオとしてアメリカ本土侵攻やインド侵攻など史実ではなしえなかった作戦を遂行できる場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アドバンスド大戦略」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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