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アナコンダ属 : ウィキペディア日本語版
アナコンダ

アナコンダ (''Eunectes'') は、ボア科アナコンダ属に属するヘビの総称。有名な種としてオオアナコンダキイロアナコンダがあり、単にアナコンダと言った場合はほとんど前者の方を指す。水生で、トリニダード島の南部湿地と南アメリカの熱帯雨林の湿地に生息する。
「アナコンダ」は、スリランカに分布するアミメニシキヘビ(学名 ''Python reticulatus'')の現地名であるシンハラ語の hena-kanda もしくはタミル語の anaik-konda に由来する。南アメリカに生息するヘビには誤ってつけられた。
== 特徴 ==
アナコンダ属は、鼻が小さな鱗ではなく遮蔽盾(shield)で覆われているところがボア属と異なる。3枚の鼻の遮蔽盾の内部で反対側に接している。一般的な体色は暗い茶色で、背中には2列に楕円形の黒い斑点があり、体の両側には小さな白い斑点が並んでいる。腹部は白っぽく、黒の斑点がある。水生と樹上の両方で生活し夜行性である。主に鳥類哺乳類を食料とする。獲物を待つときは、水面に頭の先だけ出して水中に潜んでいるか、水面に突き出した木の枝に絡み付くかしている。
アナコンダは気質に悪評があり、さらにオオアナコンダは大きすぎるので、ボアと比べるとペットとしては人気がない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アナコンダ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eunectes 」があります。



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