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アナトリア : ウィキペディア日本語版
アナトリア半島[あなとりあはんとう]
アナトリア半島(、トルコ語 )は、アジア大陸最西部で西アジアの一部をなす地域である。現在はトルコ共和国のアジア部分をなす。
日本語ではアナトリア半島と呼ばれる事が多いが、英語圏では「半島」をつけない、単なるアナトリアであり、地形ではなく人文地理的な地域を表す言葉である。小アジア (, ) とも言う。
==範囲==

北と西と南西の境界は海だが、陸続きである南東と東の境界はあいまいである。簡便のためにはトルコ国境とされることも多く、現在のトルコの東アナトリア地方南東アナトリア地方はトルコ東部に位置している。
しかし、トルコの国境線は1921年アンカラ条約で確定したにすぎず、歴史的な意味は成さない。現在の国境は東地中海世界との関係が薄く、近代にはトルコ人が主要民族でないトルコ東部がアナトリアや小アジアとして言及されることは少ない。現代でも、「アナトリア」や「小アジア」がトルコ西部から中部にかけて書かれている地図は多い。
なお、トルコのヨーロッパ地域、沿岸のギリシャ領の島々やキプロスなどの島嶼は含まない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アナトリア半島」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anatolia 」があります。



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