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アナポリス級駆逐艦 () はカナダ海軍の駆逐艦。1960年代から1990年代にかけて運用された。 == 概要 == 本級は、本来はマッケンジー級の5、6番艦として就役する予定であったものを、サン・ローラン級に準じて設計変更して建造したものである。サン・ローラン級は、当初は護衛駆逐艦(DDE)として建造され、のちにヘリコプター駆逐艦(DDH)に改修されたことで有名であるが、本級は、当初より航空機の搭載を前提にして設計・建造された。ただし、実際に航空設備を搭載したのは、就役後のことであった。 本級の2隻はその艦歴の大半をカナダの沿岸で過ごし、「アナポリス」はエスクワイモルト海軍基地を、「ニピゴン」はハリファックス海軍基地を拠点として活動した。 また、のちにサン・ローラン級などと同様に、駆逐艦延命改修 (DELEX, DEstroyer Life EXtension) を受けた。これは戦闘、レーダー、射撃指揮システムの近代化を行なうもので、「ニピゴン」は1982年、「アナポリス」は1984年に改修された。 その後、1992年より、後継となるハリファックス級フリゲートが就役を開始したのに伴って、1996年に「アナポリス」、1998年に「ニピゴン」が退役して、運用を終了した。「ニピゴン」はカナダ海軍の戦闘用艦艇としては最後の蒸気動力艦であった(補助艦艇を含めれば、プロテクチュール級補給艦がカナダ海軍最後の蒸気動力艦である)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アナポリス級駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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