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アナル族[あなるぞく]
アナル族(Anal People)は、シナ・チベット語族のクキ・チン諸族中の古クキグループに属する民族で、インドおよびミャンマーに居住している〔八木祐子、''Bulletin of the National Museum of Ethnology.'', Special issue 9, pp.246〕。 == 民族の由来 == この民族はシナ・チベット語族のチベット・ビルマ語派に区分されており、インドのマニプル州南東部に17000人〔Ruwndar S 2006.,『Anal women traditional dresses and its significances. Raisunriang』, pp. 20-23〕が、ミャンマーに約7000人が暮らしている。歴史書であるマニプール年代記の記録によれば、アナル族はハウピ・ピーク(Haupi Peak)から来た民族として、16世紀の中頃から年代記に記載がなされていることが知られている〔。また、アナル族自身の言い伝えによれば、ハウヒ・ピークの洞窟から来た二人の兄弟が、あるいはハンスとハンサという名の洞窟から逃れてきた2人の男が、この民族の祖先であるという〔Kabui G 1985. 『Anal: A Transborder Tribe of Manipur.』Delhi: Mittal Publications. 8ページ〕〔Shakespere 1912,『The Lushei Kuki clans.』, London : Macmillan and Co., Ltd., P150〕。
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