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アネモネ : ウィキペディア日本語版
アネモネ

アネモネ(学名:''Anemone coronaria'')はキンポウゲ科イチリンソウ属多年草。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)。または、アネモネ属(''Anemone'')の総称を表すこともある。
地中海原産で、語源はギリシア語で「風」を意味するΆνεμος (anemos)から。ギリシア神話中に、美少年アドニスが流したよりこの植物が産まれたとする伝説があり、稀にアドニスと呼ぶこともある。なお、''adonis''はフクジュソウ属の学名である。
==特徴==
一般に先に花を開くが、その花は一重のものから八重咲きのもの、花色も桃、青、赤、白等。草丈も切花用の高性のものから矮性種まで、野生種のみではなく、現在では様々な園芸品種が栽培されている。
種は長い毛を有し、風によって運ばれる。このため「風」が由来となっている名前が各地で見られる。花弁はなく、萼片が同じ働きをしている。
アルメニアの国花。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アネモネ」の詳細全文を読む



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