翻訳と辞書
Words near each other
・ アノマロカリス
・ アノマロカリス (小惑星)
・ アノマロカリス科
・ アノマロカリス類
・ アノマロカリモン
・ アノマロケリス
・ アノマロスコープ
・ アノマー
・ アノマー効果
・ アノマー化
アノミー
・ アノミー (アルバム)
・ アノラック
・ アノリン・ルル
・ アノルソシス
・ アノルソシス・ファマグスタ
・ アノルソシス・ファマグスタFC
・ アノルトシス
・ アノルトシス・ファマグスタ
・ アノルトシス・ファマグスタFC


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アノミー : ウィキペディア日本語版
アノミー

アノミー()は、社会規範が弛緩・崩壊することなどによる、無規範状態や無規則状態を示す言葉。フランスの社会学者エミール・デュルケーム社会学的概念として最初に用いたことで知られる。
== 概要 ==
もともとはギリシア語の「無法律状態(アノミアー)」を意味する。デュルケームは著書『社会分業論』(1893年)と『自殺論』(1897年)において「アノミー」の概念を提示した。『社会分業論』においては、社会的分業において分化した機能を統合する相互作用を営まないために共通の規範が不十分な状態を示す。
『自殺論』においては、経済の危機や急成長などで人々の欲望が無制限に高まるとき、欲求と価値の攪乱状態が起こり、そこに起こる葛藤をアノミーとしている。
『自殺論』においては自殺は次の4つの形態に分類される。
# 自己本位的自殺
# 集団本位的自殺
# アノミー的自殺
# 宿命的自殺
この中で、アノミー的自殺()は、急激な社会変動や性的自由化などによる欲望の過度の肥大化の結果、個人の不満・焦燥・幻滅などの葛藤を経験する個人に起きやすいものであるとした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アノミー」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.