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アビラテロン
アビラテロン(abiraterone) はプレドニゾンと組み合わせて転移の有る去勢抵抗性前立腺癌(抗アンドロゲン薬に依る治療に反応しない癌)の治療に用いられる薬である。 アビラテロン酢酸エステルというプロドラッグの状態で処方される(商品名:ザイティガ(Zytiga)。 アビラテロンは6ヶ月の審査を経てアメリカ食品医薬品局 (FDA) によって2011年4月に認可された〔J&J Expands Options For Prostate Cancer , ''Investor's Business Daily'', 24 September 2010〕。日本では審査期間11ヶ月で2014年7月に認可された。第III相比較臨床試験において生存期間の中央値をプラセボ群の10.9ヶ月に対して14.8ヶ月に延長し、この臨床試験はこの成功にもとづいて中止された。 ==承認== アビラテロンは遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の治療にプレドニゾロンと併用される。米国FDAで2011年4月28日〔、欧州EMAで2011年9月23日〔、英国MHRAで2011年9月5日〔、豪州TGAで2012年3月1日〔に、日本MHLWで2014年7月4日〔に承認された。豪州では、アビラテロンをプレドニゾン又はプレドニゾロンと併用してmCRPC(化学療法実施中でないかドセタキセル不応又は不忍容の患者でWHOのPSが2未満)の治療に用いるとの対象となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アビラテロン」の詳細全文を読む
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