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アピストグラマ : ウィキペディア日本語版
アピストグラマ

アピストグラマ (''Apistogramma'') は、シクリッドの属の一つ。南アメリカに生息する、いわゆるアメリカン・シクリッドの一群で、観賞用熱帯魚として人気が高い。
==特徴==
50種類ほどが知られる。シクリッドとしては小型で、大型種でも10cm程度にしかならない。
オスは体側誇示行動(体を大きく、強く見せる行動)としてフィンスプレッディングを行う。これはひれを大きく広げて他のオスを威嚇、またメスに求愛する行動となる。フィンスプレッディングを行う瞬間にオスは色が乗って美しく見え、これが飼育する際の魅力の一つとなる。メスはいつもはオスに追いかけられているが産卵が近くなると体色を婚姻色の黄色に変化させ、オスの求愛に応えるようになる。
は木の下や石の下など、発見しにくい物陰に付着する卵を産むケーブスポウナーであるが、なにもなければガラス面にも産卵する。産卵後はメスが卵や稚魚のすぐそばで保護を行い、オスはその周りで外敵の侵入に備える。ただ、単独水槽ではメスはたとえオスであっても卵や稚魚に近づけば追い払い激しいときはオスをつつき殺すことさえある。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アピストグラマ」の詳細全文を読む



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