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アフロクアロン : ウィキペディア日本語版
アフロクアロン

アフロクアロン(Afloqualone)は、キナゾリノン系のGABA作動薬で、1970年代に田辺製薬が開発したメタクアロンのアナログである〔US Patent 3966731 - 2-Fluoromethyl-3-o-tolyl-6-amino-4(3H)-quinazolinone〕。β型のGABAA受容体アゴニストとしての働きに由来する精神安定剤筋弛緩剤の効果を持つ〔Ochiai T, Ishida R. Pharmacological studies on 6-amino- 2-fluoromethyl- 3-(O-tolyl)- 4(3H)- quinazolinone (afloqualone), a new centrally acting muscle relaxant. (II) Effects on the spinal reflex potential and the rigidity. Japanese Journal of Pharmacology. 1982 Jun;32(3):427-38.〕。一部臨床用にも用いられているが、感光性のために、皮膚炎等の皮膚疾患が副作用として現れることがある〔Ishikawa T, Kamide R, Niimura M. Photoleukomelanodermatitis (Kobori) induced by afloqualone. Journal of Dermatology. 1994 Jun;21(6):430-3.〕。
== 効能・効果 ==
下記疾患における筋緊張状態の改善
頸肩腕症候群、腰痛症
下記疾患による痙性麻痺
脳血管障害、脳性麻痺、痙性脊髄麻痺、脊髄血管障害、頸部脊椎症、後縦靱帯骨化症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、その他の脳脊髄疾患

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アフロクアロン」の詳細全文を読む



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