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アブド・アル=カリーム・カーシム : ウィキペディア日本語版
アブドルカリーム・カーシム

アブドルカリーム・カーシム(عبد الكريم قاسم; ‘Abd al-Karīm al-Qāsim、1914年11月21日 - 1963年2月9日 アブドゥルカリーム・カースィムとも)は、イラク軍人政治家で、イラク共和国初代首相1958年クーデター7月14日革命)でイラク王国を打倒し、イラク共和国を樹立したが、王政時代の独裁体制を継承し強化、さらにイラク石油会社利権区域の90%の国有化措置や石油輸出国機構の創設の呼びかけ、クウェートに対する領有権主張、フーゼスターン州の分離独立運動支援という「イラク第一政策」(ワタニーヤ)により、1963年汎アラブ主義者(カウミーヤ)のラマダーン革命で失脚し処刑された。
== 経歴 ==

=== 幼年期・軍人期 ===
父はスンナ派の軍人、母はシーア派の農民であった。1926年にバグダードに移り、1931年には優秀な成績で中学校を卒業した。その後小学校教員を務めるも、1年で辞職した。陸軍大学校に入学し(1932年)、1936年に卒業した。その後1951年にはイギリスの陸軍士官学校を修了した。
その間に第一次中東戦争(1948年-1949年)、第二次中東戦争スエズ動乱;1956年)に従軍した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アブドルカリーム・カーシム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Abd al-Karim Qasim 」があります。



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