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進入管制業務(しんにゅうかんせいぎょうむ)とは、航空管制業務のひとつ。管制区管制所及びターミナル管制所により管制業務が提供される。 進入管制業務はターミナルレーダー管制業務より大きな管制間隔を必要とするため、比較的交通量の少ない空港に出入域する航空機に対して提供されることが多い。 レーダー管制下でない航空機に対して行う業務であり、レーダー覆域外の航空機に対しても業務提供できる。 ターミナルレーダー管制業務(-かんせいぎょうむ)とは、交通量(トラフィック)の多い主要空港でレーダーを用いてターミナル管制所により提供されている航空管制業務のこと。さらに、日本での羽田空港のような交通量が比較的多い空港では出発機と到着機の管制は分けて行われるほか、関東(羽田・成田)や関西(伊丹、神戸、関空)のように複数空港の管制が一元的に実施されることもある(TRACON方式)〔平田輝満(2010) ニューヨーク首都圏空域における航空管制の現状と空域再編-我が国首都圏空域における航空管制運用の効率化への示唆- 運輸政策研究Vol.13 No.2 2010 Summer (通巻049号):pp.33-41〕。コールサインは、空港名のあとに前者はディパーチャー (departure)、後者はアプローチ (approach)が付される。ターミナルレーダー管制は、通常、空港事務所内のIFRルーム(管制塔の階下にある場合が多い)で行われる。 一般に空港周辺には、到着機の飛行コースである標準計器到着方式と、出発機の飛行方式・コースである標準計器出発方式が設定されている。 以下に日本における業務内容の例を示す。※ターミナルレーダー管制の場合。〔国土交通省航空局 航空保安業務処理規程 第5管制業務処理規程 「公益社団法人日本航空機操縦士協会航空局通達等」pp.295 2016年2月1日閲覧〕※進入管制を実施する場合や実施組織が異なる場合は内容に異同が発生する〔防衛省 情報検索サービス 陸上自衛隊航空交通管制等実施に関する達 昭和五十五年五月二日(最新改正:平成23年4月1日達第32-19号)pp.12- 2016年2月1日閲覧〕 == 統括管制席 == #管制席間の業務の調整 #他の管制席の業務の監督 #航空交通管理管制業務に係るATMセンターとの調整 #警急業務(捜索救難を必要とする航空機に対する通信捜索を除く。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「進入・ターミナルレーダー管制」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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