|
アホバゾール(Afobazole)は、2000年代初めにロシアで売り出された抗不安薬である。鎮静や筋弛緩作用を示さずに抗不安効果及び神経防護効果を持つ。作用機序はまだ良く分かっていないが、GABA作動性、NGF及びBDNF放出促進性、MT1受容体アンタゴニスト、MT3受容体アンタゴニスト、シグマ受容体アゴニスト等が機序として検討されている。アホバゾールは、MAO-Aの可逆性を阻害し、またセロトニン受容体との関連も指摘されている。治験では、不安症の治療に一定の効果を持つことが示されている。 ロシア以外では、アホバゾールの臨床利用はほとんど見られず、アメリカ食品医薬品局でも評価は行われていない。 ==出典== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アホバゾール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|