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アホ毛(アホげ)とは、美容に関する日本の若者言葉で、まとめた髪の毛の表面からビンビン出てきて(跳ねて)いる短い毛のことを指す〔。英語では"cowlick"や"frizz"〔と呼ばれている。また、そこから派生して漫画・アニメ・ドラマCD・ゲームなどでは、寝癖・癖毛によって頭部から1本(または複数本)触角のように飛び出して立っている毛のこともアホ毛と呼ぶ。本項では後者について詳述する。 == 語源・由来 == 美容用語としてのアホ毛は1970年〜1980年頃には存在していたとされ、少なくとも1990年頃には関西地方の若者言葉として広まっていたことが書籍などにも記録されている〔。2003年頃には、関東でも一般的な若者言葉として広く認知されていることが確認されている〔。 漫画では正確な初出は不明であるが、商業では山田南平『久美子 & 慎吾』シリーズ(白泉社の雑誌『花とゆめ』1990年20号からシリーズ連載が開始)のコミックスの中で、作者自らヒロイン久美子の1本毛のことを「アホ毛」と言及している。 また東浩紀著『動物化するポストモダン』では、「『触角のように跳ねた髪』は、筆者の観察では、90年代の半ば、ノベルゲームの『痕』で現れたことから一般化し」(p.66)と記されている〔東浩紀 『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』 講談社、2001年、66頁。ISBN 978-4061495753。〕。同ゲームのキャラクター・柏木初音の「触角のように跳ねた髪」はアホ毛そのものであり、同作が発売された1996年当時から(アホ毛という名称ではないものの)このような表現が見られたことを示している。 『ドリマガ』増刊『RASPBERRY』Vol.17には、アホ毛の最初の由来はStudio e.go!のマスコットキャラであるデボスズメだと記載されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アホ毛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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