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アミノ酸ラセマーゼ : ウィキペディア日本語版
アミノ酸ラセマーゼ[あみのさんらせまーぜ]

アミノ酸ラセマーゼ(Amino-acid racemase)は、以下の化学反応触媒する酵素である。
:L-アミノ酸\rightleftharpoonsD-アミノ酸
即ち、この酵素の基質はL-アミノ酸、生成物はD-アミノ酸である。
この酵素は、イソメラーゼのファミリーに属し、特にアミノ酸やその誘導体に作用するラセマーゼエピメラーゼである。系統名は、アミノ酸ラセマーゼである。また、L-アミノ酸ラセマーゼとも呼ばれる。グリシンセリントレオニン代謝システイン代謝、D-グルタミン及びD-グルタミン酸の代謝、D-アルギニン及びD-オルニチンの代謝という4つの代謝経路に関与する。また、補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。
==構造==
2007年末までに、このクラスの5つの酵素の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコード番号は、, , , , である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アミノ酸ラセマーゼ」の詳細全文を読む



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