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アムジェン inc (Amgen inc.) は、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のサウザンドオークスに本社を置く世界最大の独立バイオテクノロジー企業である。 == 概要 == リコンビナントDNA(遺伝子組み換え)技術や分子生物学的技術を軸に医薬品の開発、製造、販売を行っている。1980年に AMgen (Applied Molecular Genetics) として3人で創業。現在は社員数約2万人。 遺伝子組み換えエリスロポエチン (EPO) 製剤で赤血球増殖薬のエポジェン (EPOGEN:Epoetin alfa)、及び 白血球増殖のための顆粒球コロニー刺激因子ニューポジェン (NEUPOGEN:Filgrastim) の2つのバイオ医薬品の開発成功が、一躍同社を世界的企業へと押し上げた。 2012年の売上高は173億ドル(世界の医薬品売上ランキング13位)。〔http://www.utobrain.co.jp/news/20130624.shtml〕で、日本で最大規模の製薬会社である武田薬品工業を上回る。対前年売上伸び率は11%。 現在は、エポジェンと同効で投与間隔を延長したアラネスプ、抗体医薬の関節リウマチ薬エンブレル、及び上記の血球増殖薬が主力となっている。アラネスプは、2006年に41億ドルを売り上げたブロックバスター薬となっている。日本では、キリンファーマが2007年4月にアラネスプの製造販売承認を得て、「ネスプ」という商品名で販売を行っている。 現在、長期的な成長戦略として、パイプラインの充実(Onyx社買収〔http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM27011_X20C13A8EB2000/〕、帝人ファーマとの自己免疫疾患薬の開発提携〔http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130801ccbc.html〕など)、バイオシミラーへの投資(2017年販売開始を計画〔http://www.biotoday.com/view.cfm?n=55404〕)、積極的なグローバル展開(日本及び中国への進出、シンガポールに製造拠点建設(2016年までに完成予定)〔http://www.edbsingapore.jp/edb/sg/jp_jp/index/news/articles/2013_12032013_2.html〕など)を掲げている。〔http://investors.amgen.com/phoenix.zhtml?c=61656&p=irol-presentations〕 地元、カルフォルニア州で開催される、自転車ロードレースのツアー・オブ・カリフォルニアの冠スポンサーである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アムジェン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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