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アムホテリシンB : ウィキペディア日本語版
アムホテリシンB[あんふぉてりしん]

アムホテリシンB(アンフォテリシンB、アンポテリシンB、amphotericin B)とはポリエン系抗生物質の1つ。真菌細胞膜エルゴステロールと結合し、膜に小孔を作ることにより殺菌的に作用する。腎毒性があるが、ナイスタチンよりは弱いため、全身性の真菌症にはよい適応である。経口投与による吸収はほとんど認められないため注射薬として使用する。内服薬として用いるときには食道カンジダなど直接薬剤が接触する場合にのみ用いられる(ファンギゾンシロップなど)。
日本ではファンギゾン、そしてドラッグデリバリーシステムを利用したアムビゾームなどが上市されている。アムビゾームではリポソームに包むことにより副作用が軽減されている。
原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)を引き起こすネグレリア・フォーレリに対しても効果が認められている。
== 効能・効果 ==
消化管におけるカンジダ異常増殖

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アムホテリシンB」の詳細全文を読む



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