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アムル・イブン・アル=アース : ウィキペディア日本語版 | アムル・イブン・アル=アース アムル・イブン・アル=アース(عمرو بن العاص, ‘Amr ibn al-‘As, 583年 - 664年)はイスラーム初期の政治家・武将。パレスティナとエジプト(アエギュプトゥス)の征服者。ウマイヤ朝初代カリフ、ムアーウィヤの盟友。 == イスラーム入信とシリア征服 ==
クライシュ族のサフム家出身。娼婦の子という伝説もある。イスラーム最初期にはメッカの多くの指導者たちとともに反イスラーム陣営に身を置き、625年のウフドの戦いではクライシュ軍に参加している。しかし629年6月、アムルはイスラームに改宗した。 預言者ムハンマドの死後、で活躍。さらに634年4月には、とともにシリア遠征軍の司令官とされ、パレスティナ地方の征服を命じられた。イスラーム軍はシリアへ侵攻したが、これを阻止するため東ローマ帝国の大軍が現れた。そこでイスラーム側諸将はカリフのアブー・バクルに援軍を求め、イラク戦線から派遣されたハーリド・イブン=アル=ワリードの指揮のもと、ヤルムークの戦いで東ローマ軍を破ることに成功した。その後、新たにシリア派遣軍総司令官となったアブー・ウバイダの指揮のもと、フェヘルの戦いで再び東ローマ軍を破り、さらにヨルダン・パレスティナ地方の征服をすすめ、638年にはエルサレムを包囲・降伏させている。
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