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アメリカミサイル防衛局 : ウィキペディア日本語版
アメリカミサイル防衛局[あめりかみさいるぼうえいきょく]

アメリカミサイル防衛局(アメリカミサイルぼうえいきょく、)は、国防総省の内局のひとつ。それまでの三軍で個別に行われていた弾道ミサイルの探知・迎撃システムの研究開発を統合し、試験から実戦配備まで一貫して行う組織である。
== 組織 ==
ミサイル防衛戦略の変遷に伴い、組織もたびたび再編されている。前身となった弾道ミサイル防衛局(BMDO)は1993年11月、さらに前身の戦略防衛構想局(SDIO)は1984年発足と比較的新しい組織である。戦略防衛構想局時代も含め現在まで9人の長官が在任しているが、うち過半数の5名が空軍出身であり、三軍統合機関であるが空軍の影響力が非常に大きいとされる〔残り4人については、2人が陸軍出身、海軍出身者と文官がそれぞれ1人となっている。〕。長官が軍人の場合は、中将(3つ星)クラスの将官が任命される。
現在の長官は、ジェームズ・D・シリング 海軍中将(Vice Admiral James D. Syring、2012年11月19日 - )。前身であるSDIOやBMDOも含め、初の海軍出身の長官である。なおシリング中将は、准将(Rear Admiral (lower half)、RDML)から少将を経ずに直接中将に昇任している〔“Flag Officer Announcement” 国防総省から出されたシリング准将の中将への昇任と、MDA長官に指名する人事を公表するリリース。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アメリカミサイル防衛局」の詳細全文を読む



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