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アメリカンカジュアル(American Casual)とは、広義にはアメリカ風の衣料品、またはその着こなしのことである。略してアメカジとも称される。狭義には1960年代、日本で流行したアイビールック(後のアメリカントラッド)を指すこともある。 == 解説 == 元々はアメリカの大学生のファッションを手本にしたスタイルを指していた。現在では、トラディショナル・スタイル(テーラードジャケットやストレートなシルエットのズボンなど)ではなく、比較的ラフなスタイルの事を指す傾向が強いが、これはアメリカから輸入された最新のカジュアルスタイルという程度の意味しか無い同語でもあるため、最新・流行の映画やテレビドラマなどメディアの影響が顕著である。 代表的なアイテムとしては、ジーンズ、チノパン、スウェット、スニーカー、スタジアムジャンパー、ウェスタンブーツ、ダンガリーシャツ、バンダナなどがある。他にフライトジャケットを始めとしたサープラスと呼ばれる軍から払い下げられた衣料なども好んで着られる。特にジーンズはアメリカンカジュアルの枠を越えて、定番のボトムスとしてグローバルに普及している。 日本では1970年代のヒッピーブームの時期に最初のブームが起こり、その後1980年代から1990年代にかけてはブレザー、ポロシャツ、ローファーといったアイテムを多用する「渋カジ」(渋谷カジュアル)と呼ばれるスタイルが流行した。2000年代に入るとストリート系アメカジが流行を始め、現在に至っている。 なお、近年では日本各地にアメリカ直輸入を謳う古着商も多く、これらの市場に活気も見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカンカジュアル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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