翻訳と辞書 |
アメリカン・インターナショナル・ビルディング : ウィキペディア日本語版 | アメリカン・インターナショナル・ビルディング
アメリカン・インターナショナル・ビル (American International Building) は、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区フィナンシャル・ディストリクトにある超高層ビルである。 == 概要 == このビルの高さは、地上66階建、290メートル(952フィート)である。竣工は超高層ビルの高さ競争最盛期である1932年。当時最も人気の高かったアールデコ様式のビルに、ゴシック様式をモチーフとした尖塔状の頭頂部を持つという意匠を採用している。完成当時は、エンパイアステートビル、クライスラービルに次いで、世界で三番目に高いビルだった。1970年、世界貿易センタービルが完成するまでは、ダウンタウン・マンハッタンで最も高い建築物であり、2001年のアメリカ同時多発テロ事件にて、その座を取り戻すこととなった。2013年現在、ニューヨーク市で9番目に高い建築物となっている。 呼称としては、「アメリカン・インターナショナル (American International) 」とされることが多い。以前はシティーズ・サービス・カンパニー(Cities Service Company、現シットゴー)の所有であったので、「シティーズ・サービス・ビル (Cities Service Building) 」と呼ばれていた。シティーズ・サービスは、本社をオクラホマ州タルサに移転する際、当ビルをAIGに売却。現在はAIGの所有であり、同社の世界本社として使用されているが、シティーズ・サービスもテナントとして事務所を置いている。 ライムストーンで覆われたこのビルにおいて、最も目を引く特徴は、雪がかぶったように見える、その頭頂部である。66階にあるガラスの展望台からはダウンタウンが一望できるが、現在、AIGの従業員以外の入場はできなくなっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカン・インターナショナル・ビルディング」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|