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アメリカ合衆国国土安全保障省(アメリカがっしゅうこくこくどあんぜんほしょうしょう、英語:United States Department of Homeland Security、略称:DHS)は、アメリカ合衆国連邦政府の組織の1つである。 テロリストの攻撃や自然災害などあらゆる脅威から国土の安全を守る(オールハザードアプローチ)ために、2002年11月に設立された。各州においてはDHS相当の機関として「OHS」(Office of Homeland Security、国土安全保障局)が設けられている。 == 経緯 == 2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件では、多くの事前情報があったにもかかわらずテロ攻撃を許してしまった経験から、それまで国内の安全情報に関する情報機関が多数に分立していた事に問題点を見たアメリカ合衆国議会の主導によって提案され、ジョージ・W・ブッシュ第43代アメリカ合衆国大統領が署名し、2002年11月25日にこれら22の国内組織を統合し、総勢17-18万人(現在は20万人以上)の職員を有する巨大組織が設立された〔小谷賢編 『世界のインテリジェンス』 PHP研究所 2007年12月10日第1版第1刷発行 ISBN 9784569696379〕。 国家安全保障法以来の過去50年にない規模での省庁再編の結果、アメリカの行政機関の内、3番目に巨大な省として誕生した(1番目は国防総省・2番目は退役軍人省)。平時・戦時にかかわらず24時間体制で活動し、大統領の命令に従うものとされている。 “''Preserving our Freedoms, Protecting America''”(我等の自由を保ち、アメリカを守る)がモットーであり、これは創設当時のブッシュ大統領の演説に因む〔Bovard, James. "Moral high ground not won on battlefield", USA Today, October 08 2008. Retrieved on 2008-08-19.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカ合衆国国土安全保障省」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 United States Department of Homeland Security 」があります。 スポンサード リンク
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