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『アメリカ横断ウルトラクイズ』(アメリカおうだんウルトラクイズ)は、日本テレビで全17回開催・放送された視聴者参加型のクイズ番組。略称は「ウルトラクイズ」あるいは「ウルトラ」。 英語表記は"''TRANS AMERICA ULTRA QUIZ''"である。なお、タイトルロゴには"''TRANS AM ULTRA QUIZ''"と表記された。 1977年(昭和52年)、『木曜スペシャル』枠で日本テレビ開局25年記念番組として放送された。翌年からレギュラー化し、年に1回制作、毎年10月下旬から12月上旬頃に放送された。番組名は『史上最大!第○回 アメリカ横断ウルトラクイズ』(第1回は回数表記なし)。1992年(平成4年)の第16回を最後に終了となったが、1998年(平成10年)日本テレビ開局45年記念番組『ネッツトヨタスペシャル 今世紀最後!! 史上最大! アメリカ横断ウルトラクイズ』(以下「“今世紀最後”」と記す)として一度限りの復活を果たした。 番組名の「アメリカ」とはアメリカ大陸と言う意味であり、アメリカ合衆国のみを指したものではない。 == 概要 == 日本各地から集まった挑戦者たちが「知力、体力、時の運」を合言葉に広大なアメリカ大陸を横断しながら1,000問以上に及ぶクイズに挑戦し、ニューヨークを目指すという番組。 旅の途中「チェックポイント」と呼ばれる各地で風土や名所などに合ったクイズを行い、勝ち抜ければ次のチェックポイントに進み、敗れると現地で厳しい罰ゲームを受けた後、日本へ強制送還される。数々のチェックポイントを勝ち抜き、ニューヨークには各回2名(第11回は3名)が進出し、ここで最後のクイズを行い、優勝者「日本一のクイズ王」を決定した。 他のクイズ番組とは異なり、18歳以上(第11回までは45歳以下・第12回から第16回までは50歳以下・“今世紀最後”は上限なし)でパスポートを所持していれば、オーディションなしで誰でも番組に参加可能であった(高校生は不可。高専生は4年生から可。他にも細かい規定があった)。 1987年(昭和62年)に第24回ギャラクシー賞特別賞と第4回ATP賞優秀賞を、翌年には第25回ギャラクシー賞25周年記念特別賞ユーモア賞を受賞。ギネス・ワールド・レコーズ(ギネスブック)には「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」として記載された。 2014年6月にCSのファミリー劇場で初めて第12回が再放送され(ただしCMと提供クレジットの部分は全部カットされ、第4週の第9チェックポイント・サンパウロのクイズ本編にも、一部カットされた箇所がある)、また進行役だった小倉淳が関係者をゲストに迎え、放送当時を振り返るオリジナル番組「今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集」(全3回)も制作された(この「史上最大!第12回アメリカ横断ウルトラクイズ&今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集」は、スカパーJSAT主催の「スカパー!アワード2014」にて「ココロ動いた番組賞」を受賞した)。このほか、第10回と“今世紀最後”については横浜市にある放送ライブラリーで視聴することができる。なお、日本テレビでは、オンエアテープ以外の映像資料については、同社が旧社屋から汐留社屋に移転した際、新社屋に保管場所がないとの理由で全て破棄したため現存していないという。2015年1月~2月には第13回、2015年7月には第11回の再放送も行われた。 番組のテーマ曲は、「ザックのファンファーレ」とメイナード・ファーガソンの「Theme From Star Trek (スタートレックのテーマ)」の序盤の部分と「The Cheshire Cat Walk(チシャ猫のウォーク)」の終わりの部分を組み合わせたもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカ横断ウルトラクイズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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