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アラゲキクラゲ : ウィキペディア日本語版
アラゲキクラゲ

アラゲキクラゲ(荒毛木耳、)は、キクラゲ科キクラゲ属に属するキノコの一種。食用になり、栽培されている。
== 名称 ==
学名の内、属名はラテン語の「耳介」に由来する。種小名は「多毛」を意味するラテン語のpolytrichus格変化形。
本種の漢名は「毛木耳」(マオムーアル、)。日本語ではキクラゲの漢名「木耳」(ムーアル、)の熟字訓できくらげと読ませるが、木に生えるクラゲ(水母)のような食感の食材という意味である。「」という漢字にクラゲの意味は無い。
地方名には、沖縄本島みみぐい鹿児島県沖永良部島みんぐそ奄美大島みんぐり大分県西臼杵郡みみなばなどがあり、いずれも自生するアラゲキクラゲなどを耳と関連付けて呼んでいる。
ベトナム語では、キクラゲ属のきのこを口語でのきのこを意味する(ナムメオ)と呼ぶが、本種を区別して呼ぶ時は、毛木耳をベトナム語で音読みした(マオモッニー)という。
フィリピンタガログ語ではtaingang dagaと呼ぶが、ネズミの耳を意味する。
インドネシア語では本種を主とするキクラゲ属全般をjamur kuping hitam(黒いキクラゲ)と呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アラゲキクラゲ」の詳細全文を読む



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