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アラスカ州の郡一覧は、アメリカ合衆国アラスカ州内の29の郡相当の地域 () である、郡 (Borough) と国勢調査地域 (Census Area) の一覧である。 == アラスカ州の特殊事情 == 18の郡 (Borough) は、1962年から順次設置された地方自治体である。他の州の郡 (County)〔ルイジアナ州の場合は "Parish"。その他の48州は "County" を使っている〕 相当の行政単位であり、訳語としてはどちらも「郡」を用いている。人口が比較的多い地域が郡として組織されており、他州の "County" と同様な機能を果たしている。しかし、これら18郡では州領域の半分以下しかカバーされておらず、残りの地域は総称として非自治郡 () と呼ばれている。 11の国勢調査地域は、地方自治体ではない(海外領土以外の郡相当の地域の中で、これらのみが地方自治体ではない)。1970年の国勢調査の時から、いずれの自治郡にも属さない非自治郡領域に、国勢調査局がアラスカ州と協働して設けた地方区分である。ほぼアラスカ州下院議員選挙区に一致している。これらの地域は純粋に統計目的のみの郡相当地域として存在しており、統治組織を持たない。 これらを合わせて29の郡相当の地域として扱うのが一般的だが、非自治郡を1郡と数えて19のとすることもある。 非自治郡の中のある地域は直接アラスカ州政府の公共サービスを受けており、通常の場合はアラスカ州トルーパーズの法執行(警察)と教育関連予算の確保である。 6の郡は、郡 (Borough) であると同時にそれ自体が1つの市である市郡となっており、他の州の統合市郡()に相当する。ジュノー市郡、ヘインズ郡、シトカ市郡、ヤクタト市郡、ランゲル市郡およびアンカレッジ自治市がこれに該当する。アンカレッジの場合、法律上の名前は "Municipality of Anchorage" (アンカレッジ自治市)となっているが、州法の下で統合市郡と考えられている。ただしこれらは、郡に属さない市である独立市 () ではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アラスカ州の郡一覧」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of boroughs and census areas in Alaska 」があります。 スポンサード リンク
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