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アラスカ州知事[あらすかしゅうちじ]
アラスカ州知事 (Governor of Alaska) は、アメリカ合衆国アラスカ州政府の長であると共に、アラスカ州兵の総司令官でもある。知事は州法を遵守する義務を負い、また州議会を通過した議案に賛成または反対する権限〔AK Const. art. II, § 15〕や、州議会を招集する権限、弾劾の場合を除いて恩赦を与える権限〔AK Const. art. III〕を有する。 == 概要 == 州憲法は、4年ごとに行われる知事選挙および副知事選挙、および選挙後の12月の第1月曜に始まる彼らの任期について定めている〔AK Const. art. III, § 4〕。知事は1度の再任が認められているが、連続して2期務めてから再出馬が認められるまで、4年間待つ必要がある〔AK Const. art. III, § 5〕。仮に知事職が欠けた場合は、副知事が知事の称号を引き受ける〔AK Const. art. III, § 11〕。 1956年の最初の憲法は州務長官(secretary of state:権能は副知事と同一)の職を設けた。同職は、1970年に副知事 (lieutenant governor) に改称された。 同州では、10人の知事が12期を務めた。また、アラスカ準州としての長い歴史の中で、30人を超える文民・軍人が知事に就いた。ウィリアム・A・イーガンとウォルター・J・ヒッケルの2名は、連続しない複数の任期を務めた。最も長く州知事を務めたのはイーガンであり、延べ12年近く務めた。最も長く準州知事を務めたのはアーネスト・グリューニングであり、13年半務めた。1990年にヒッケルがアラスカ独立党から出馬して当選した。第3党が勝利を収めるのは、米国の政界では珍しいことである。現在の知事はショーン・パーネルである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アラスカ州知事」の詳細全文を読む
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