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アラン・ロベール(''Alain Robert''、1962年8月7日 - )は、フランス・ヴァランス出身のフリークライマー。身長164cm、体重50kg。世界中の高層建築物を命綱無しで素手で登ることで知られ、「スパイダーマン」あるいは「フランスのスパイダーマン」の異名を持つ〔登る 問題児? 写真特集 時事通信 2016年3月22日閲覧(個別写真の説明文など)〕 == 略歴 == 11歳からロッククライミングを始め、1994年にスイスの時計メーカーからドキュメンタリーを撮影したいという依頼を受けたのがきっかけで高層建築物の登頂への挑戦を始める〔アラン・ロベールインタビュー第1回「でも、恐怖という感覚は悪くない」 ナショナルジオグラフィック日本版〕。その一方で許可無く登るため何度も現地の警察に逮捕されている。マレーシアのクアラルンプールにある高さ452m、88階建てのペトロナスツインタワーには1997年と2007年の2度挑戦し、いずれも60階で逮捕されたが、2009年9月1日三度目の挑戦で登頂を果たした。 全くの個人活動ばかりではなく、企業のスポンサードを受けることもある〔。2009年6月2日、シドニーで企業名の入ったシャツを着てビルに登り〔、事前にはキャンペーンガールを引き連れて記者会見などしている〔。許可を受けて登ることもあり〔アラン・ロベールインタビュー第3回「誰にでも自分を変える能力がある」 ナショナルジオグラフィック日本版〕、2003年にはイギリスの映画専門チャンネル「Sky Movies」の依頼で映画『スパイダーマン』の宣伝を目的にロンドンのロイズ・ビルディングに登り、報酬1万8000ドルを手にしている他、2004年に開業した台北101のオープニングイベントにも招待された。2011年に国際会議のイベントでブルジュ・ハリーファへの登頂や、イスタンブール・サファイアからの招待でイスタンブール・サファイアに登頂した際は主催者から安全上の理由で命綱と金具の装着を要請されたため、素手だけでは登らず命綱と金具を装着して登頂した〔フランスの「スパイダーマン」、世界一高い「ブルジュ・ハリファ」も制覇 AFP BBNews 2011年3月30日〕〔フランスの「スパイダーマン」危機一髪、命綱で助かる ロイター 2011年5月18日〕。 日本国内でも1998年11月に新宿センタービルにおいて職員の制止を振り切って登頂を敢行し屋上で逮捕された。結局9日間拘置されフランス大使館が介入してようやく釈放された〔。2010年08月30日にもシドニーの高層アパートを登り、登頂後不法侵入容疑にて逮捕されている〔。 登頂する際にスパイダーマンのスーツを着用して登頂することもある。 2011年にはジャンルを超えた冒険家に贈られる「第3回ファウストA.G. アワード2011」を篠塚建次郎らと同時に受賞した〔スパイダーマン:アラン・ロベール氏、ラリードライバー:篠塚建次郎氏ほかジャンルを超えた冒険家たちが集結する無二のアワード!第3回『ファウストA.G. アワード2011』授賞式・記者発表 毎日新聞 2011年11月24日〕。 パリ北西部のデファンス地区にあるトタル本社ビルは、2003年の他に、2016年3月にも登っている〔。また2004年4月1日にもトタル関連のビルにイラクへの攻撃参加に抗議するために登った〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アラン・ロベール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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