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アルコRSC-2は、アメリカン・ロコモティブ(アルコ)が生産した車軸配置A1A-A1A、ロード・スイッチャータイプの電気式ディーゼル機関車である。RS-2の軸重を軽減するために車軸配置を変更したもので、1946年10月から1950年4月にかけて計91両が製造された。 == 解説 == RSC-2には、出力1,500馬力の設計記号E-1661AとE-1661B、出力1,600馬力のE-1661Cがある。 また、納入後、台車をB形のも(2動軸のもの)に変更したものもあり、後述するシーボード・エア・ライン鉄道(SAL)では23両が、スー・ライン鉄道(SOO)では全4両が該当する。 最初にRSC-2の配備を受けた鉄道は、ミルウォーキー鉄道(MILW)であった。1947年、完全ディーゼル化した場合の影響を調べるために、ウィスコンシン州ワウソーに事務所を置くバレー・ディビジョンに配置された。この試験配置は成功し、すぐに全蒸気機関車がバレー・ディビジョンから排除された。その後は、GM-EMDのSDL39に置き換えられるまで、長く使用された。 アメリカ南東部のシーボード・エア・ライン鉄道(SAL)に目を向けると、SALの支線において、RSC-2は適正な出力を持ったジャストサイズの機関車であった。SALは徐々に増備し、RSC-2の最大所有者となった。そして、入換から、フロリダ州ボーンバレーからの重量リン酸塩輸送にまで使用した。SALがシーボード・コースト・ライン鉄道(SCL)になってもまだ使用され、1970年代初頭にようやくタンパのユーセタ(Uceta)の工場で解体された。 アルコは本形式をポルトガルとアルジェリアにも輸出した。ポルトガルへは12両が輸出され、製造後60年を経過してもなお5両が21世紀になっても定期旅客列車牽引に使用されている。そして、1両が博物館に、6両が軌道保守会社に譲渡された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルコRSC-2形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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