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アルコール乱用 : ウィキペディア日本語版
アルコール乱用[あるこーるらんよう]

アルコール乱用(アルコールらんよう、Alcohol abuse)とは、有害なエタノール利用を繰り返す行為に対してのネガティブな精神医学的診断名である。酒害(しゅがい)ともされ、「飲酒」に起因する身体的・社会的害悪を示す。酒害者(しゅがいしゃ)は断酒会で用いられる言葉で、飲酒者本人、とりわけアルコール依存症であって断酒を目指す者をさす。
乱用者には二種類のタイプがあり、ひとつは反社会的で喜びを追い求める人、もう一つは不安を抱え長期間断酒しているが、しかし一度飲み始めると自分自身をコントロールできない人である〔Neil R.Carlson, C.Donald Heth. "Psychology: The Science of Behaviour". Pearson Canada Inc,2010, p.572.〕。またも一つの乱用タイプであり、最も過度の飲酒をするのは英国の青年層である。
世界のアルコールによる死者は、WHOは毎年250万人(総死亡の5.9%)、OECDは毎年約330万人と推定している。またアルコールによる生産性損失は、EU全体においては590億ユーロとOECDは推定している。
== 症状 ==
身体的害悪は飲酒者本人への害である。急性アルコール中毒死、酩酊状態における交通事故、身体の不調などがある。また習慣的な多量飲酒は、生活習慣病がんうつ認知症、消化器その他の内臓疾患などのリスクを高める。社会的害悪は、飲酒者周辺への害である。第三者に対しては飲酒運転、暴力、労働災害など、家族に対してはDV、虐待などを引き起こし家族のストレス、トラウマ、労苦は大きい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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