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アルサス反応[あるさすはんのう] アルサス反応(Arthus's reaction)とはⅢ型アレルギーの一種であり、免疫された動物の皮内あるいは皮下に同じ抗原を接種すると、血管周囲に抗原抗体複合体が形成され、補体の活性化、肥満細胞からのヒスタミンの放出、ケミカルメディエーターの放出により、好中球の浸潤、免疫複合体(immune complex)の活性化が起こり、浮腫、出血がみられ、最終的には壊死を起こす反応。N. M. Arthusにより発見された。局所の反応にとどまる点において、同じⅢ型アレルギーでも全身性の症状をきたす血清病(serum sickness)とは異なっている。 ヒトのアルサス反応による疾患として、農夫肺に代表される過敏性肺臓炎(hypersensitive pneumonitis、外因性アレルギー性肺胞炎extrinsic allergic alveolitisともいう)やアレルギー性気管支肺アスペルギルス症(allergic bronchopulmonary aspergillosis ABPA)、関節リウマチなどがある。 == 関連項目 ==
*アレルギー
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルサス反応」の詳細全文を読む
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