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りゅう座σ星(σ Dra / σ Draconis)は、りゅう座の恒星である。 == 物理的性質 == この恒星はオレンジ色の主系列星(矮星)でスペクトル型はK0である。直径はキャラ・インターフェロメータ・アレイを用いて直接測定されており、太陽の77.8%である〔。 投影されたこの恒星の自転周速度 () は1.5km/sで、相対的には低い。 太陽に比べてやや金属量(ヘリウムよりも重い元素)が低い恒星と考えられている。 この恒星の表面温度と光度、表面活動の周期はまだ完全には観測されていないが、太陽黒点周期に非常に似ているものと見られている〔。 この恒星の全体的な変動は、ヒッパルコス衛星によって観測された恒星の中では最も低いものである〔。 この恒星の固有運動はU=+36、V=+40そしてW=-10 km/sである。この数値から、この恒星の軌道は0.30と言う銀河系の恒星としては例外的に大きな離心率を持っていることが判る(太陽は0.06)。 これは、軌道の銀河中心からの距離が10.3 キロパーセク(およそ34,000光年)あることを示す〔。 木星規模の惑星は検知されておらず、恒星を取り巻く物質(たとえばデブリ円盤)の存在を示す赤外線放射も観測されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「りゅう座シグマ星」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sigma Draconis 」があります。 スポンサード リンク
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