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綜合警備保障[そうごうけいびほしょう]

綜合警備保障株式会社(そうごうけいびほしょう、''Sohgo Security Services Co., Ltd.'')は、日本の警備セキュリティーサービス会社。コーポレートブランドは「ALSOK」(アルソック)。
== 概要 ==

1965年に設立。特に金融機関の警備に強みを発揮してきた。主力の機械警備を基とし、ATMコーナー営業管理システム、ATMの障害対応から警備輸送、多機能ATMの運用などにより金融機関のニーズに応えている。その他、常駐警備身辺警護/情報リスク管理サービス/防災・ビル運営管理サービス/個人向けホームセキュリティ/タウンセキュリティ/各種みまもりサービス/防犯・防災・救命機器等の各種販売/防犯コンサルティング防災設備点検/電話対応/電報の取扱いなど、様々なサービスを提供している。
売上金を即座に入金できるオンライン入金機等を販売し、一般小売店のレジの配金作成、現金輸送、売上管理と金融機関の輸送以外の業務も積極的に行う。近年ではコンビニ店内(コンビニATM)やパチンコ店内のATM管理なども受注している。業種柄、を含めて日本共産党の機関紙であるほど、。
創設者である村井順が、元警察官僚だったことも関係していると思われる。
2003年にかつての「SOK」(ソーケー)から「ALSOK」(アルソック)にブランド名を改正。ALSOKは「ALWAYS-SECURITY-OK」の略語であり、マーク藍色を、黄色を、対角線は迅速さと警告禁止を、それぞれ表現している。契約している建物に貼られるステッカーは実際の警備と共に不正に侵入を試みようという者を拒んでいる。
一般家庭向けのセキュリティシステムは、1988年に「タクルス」を発売。2004年11月には「ホームセキュリティ7」を発売し、これまでのホームセキュリティ価格の約半額の月額4000円台を実現した。以降、「ホームセキュリティX7」やインターネット回線に対応した「ホームセキュリティα」などの新商品を開発し提供している。近年ではタウンセキュリティ(※街全体を警備 … 区域内全世帯にホームセキュリティを導入。その区域内に警備員が24時間常駐し、常に住宅部・共用部等の巡回・警戒・対応等を行う)も展開している。〔さくらが丘Isaac日吉 タウンセキュリティ導入の街・取材記事 〕
2012年には年齢やライフスタイルに合わせた商品・サービスを提供する個人向け新ブランド「HOME ALSOK」を立ち上げ、Web警備遠隔操作や画像確認サービスなどを新たに搭載した「HOME ALSOK Premium」や、空き家管理サービス「HOME ALSOKるすたくサービス」などの提供を開始。翌年の2013年には、ストーカー対策を目的とした女性限定サービス「HOME ALSOK レディースサポート」、賃貸住宅向けセキュリティシステム「HOME ALSOK アパート・マンションプラン」、高齢者向け緊急通報システム「HOME ALSOKみまもりサポート」もラインナップに加わり、社会や時代のニーズに応じた商品・サービスを提供している。
昨今の社会不安に対応するものとして携帯電話を使用した駆けつけサービス「まもるっく」があり、依頼を受けたガードマンGPS位置検索により出動する。
社会貢献活動として子供たちが好きな仕事にチャレンジし楽しみながら社会のしくみを学べるエデュテインメントタウン(エデュケーション+エンターテインメント)、キッザニア東京キッザニア甲子園のオフィシャルスポンサーとしてパビリオンを出展している。他にも、「ALSOKあんしん教室」「ALSOKありがとう運動」、「ALSOKほっとライフ講座」、「ALSOK女性向け防犯セミナー」などを無償で行っている(詳細はCSRの項目へ)。
その他、施設の建設、維持管理、運営等を企業が行う官民協同の刑務所を運営している(PFI方式)。
2006年1月にオンラインショップ「ガードマンショップ.com」を開店し、防犯ブザー防犯カメラなどの防犯グッズ刺又催涙スプレーなどの護身用品、防災グッズ、ギフト商品の販売を行う。防犯砂利「ALSOK音砂利」や防犯補助錠の「ALSOKロック」は多数メディアに取り上げられ、人気商品となっている。
2006年3月にホームセキュリティ契約者・契約予定者がお得な銀行口座、ALSOK CLUB「みまもり口座」をスルガ銀行ネットバンク支店内でスタートした。ホームセキュリティと連携しキャッシュカードの不正利用を防止する「みまもりサービス」の提供をし、定期預金口座「みまもり定期」はホームセキュリティの月額料金を軽減する目的で、特別金利の設定と預金金利の月単位分割払いが可能になっている。
警備ロボットの開発研究も20年以上前から行っており、東京タワーや福岡市キャナルシティ博多に配備されたAn9-PR、ガードマンとロボットを融合させた常駐警備システム「リボーグQ」や受付・警備機能をもつAn9-RRなど他にもいくつかのタイプがある。ガードロボには基本的に数台の、カメラ/各種センサー無線通信装置等が搭載されており、自動運行で巡回が行われる。画像診断やセンサー反応等により、侵入者(不審物)・火災・漏水等の発見及び通報が可能。オプションで消火器を装備していれば初期消火も行える。〔 PCwatch 取材記事 〕
ガードロボには顔認証機能も搭載可能で、予め登録しておいた顔を判別できる(活用例としては、指名手配犯・出入禁止者や関係者の判別等が可能。)。顔認証機能を搭載したタイプで現在配備されている一例として、鳴門市大塚国際美術館の「大塚アート」くんがある。2015年にはガードマンとのコミュニケーション機能を強化した新商品のReborg-Xを提供開始。従来の機能に加え、迷子や不審などの対象者探索や多言語対応もカスタマイズで可能になる。
2015年4月からは、ドローンを用いたメガソーラーの点検サービスを開始。また、急速な利用が進むドローンについて、悪意あるドローン対策への取り組みも行っている。
近年ではM&Aも積極的に行い、子会社化して事業領域を拡大している。2010年には日本ファシリオ株式会社、2012年にはホーチキ株式会社に出資拡大、2013年には日産クリエイティブサービス(NICS)セキュリティ事業(現ALSOK双栄株式会社)、2014年には日本ビル・メンテナンス株式会社を買収した。一方で、2012年にはALSOKケアを設立して介護事業にも乗り出すとともに、2014年には有限会社あんていけあ、株式会社HCM、2015年にはアズビルあんしんケアサポート株式会社(ACS)(現ALSOKあんしんケアサポート株式会社)を子会社化した。
社内スポーツ活動も活発で、武士の精神を尊ぶ社風と職務柄か、武道が奨励されている。同社が抱える同社の運動部には柔道部・レスリング部・陸上部・ウエイトリフティング部・射撃部・剣道部・銃剣道部などがあり、特に柔道部やレスリング部は、過去に夏季オリンピックの金メダリストを輩出している。また、過去の事件事故での事例や教訓を基に社内で「綜警護身術」という独自の護身術体系を作成し、ガードマンに社内訓練を実施しながら、内容の改良を重ねている。
現在、東証一部に上場している警備会社は、綜合警備保障のほかにはセコムセントラル警備保障の3社のみである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「綜合警備保障」の詳細全文を読む



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