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アルタ・ベラパス県[あるた べらぱすけん]
アルタ・ベラパス県(アルタ・ベラパスけん、)は、グアテマラ北中部の県。県都は最大都市でもあるコバンである。北でペテン県と、東でイサバル県と、南でサカパ県、エル・プログレソ県およびバハ・ベラパス県と、西でキチェ県とそれぞれ接する。 主要な町にチセク、サン・ペドロ・カルチャ、サン・クリストバル・ベラパスが挙げられる。 == 歴史 == 先コロンブス期、この地方はマヤ文明の範疇だった。1520年代にコンキスタドールが到来し、いまのグアテマラ中部・南部を征服したが、先住民の頑強な抵抗に遭いいったん撤退した。スペインの修道士らは「平和裏の」改宗と地域のキリスト教化を先住民に説き、彼らのなかに分け入って一帯を「真の平和」を意味するベラパスと命名した。彼らは先住民の教化に成功し、流血を避けてスペイン王の支配に組み入れることができた。19世紀にはコーヒー豆の主要な産地になった。 メキシコ麻薬戦争のあおりを受け、県内には2010年12月にロス・セタス・カルテルの一味が侵入し、主要な町々を掌握した。12月19日にグアテマラ政府は県下に非常事態令を発令、軍と警察が動員され、容疑者を令状なしで逮捕していった。少なくとも16軒の建物が捜索された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルタ・ベラパス県」の詳細全文を読む
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