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アルダハン : ウィキペディア日本語版
アルダハン

アルダハン()は、トルコ北東部、グルジアとの国境地帯にある都市。アルダハン県の県都である。
== 歴史 ==

=== 古代から中世 ===
古代、中世にわたってアルメニア王国のグガルク州アルダハン郡に属した〔 Anon. ''«Արդահան»'' (Ardahan). Armenian Soviet Encyclopedia. vol. ii. Yerevan: Armenian Academy of Sciences, 1976, p. 7.〕が、9世紀に現在のアルダヌチにあったバグラティード朝の王子に征服された。9世紀から11世紀にかけて、アッバース朝黒海地方との一大交易地になったが、アラブの歴史家アンティオキアのヤヒアによると1021年にビザンティン帝国が襲撃し、人々は虐殺され街は焦土と化した〔。1230年代にモンゴル帝国に支配されたが、1266年にグルジアのサムツヘ=サータバゴ公国が奪還。1555年に同国がオスマン帝国に併合されるとアルダハン県が組織され〔 Melkonyan, Ashot. ''«Արդահան»'' (Ardahan). Encyclopedia of the Armenian Question. Yerevan: Yerevan State University Press, 1996, p. 54.〕、要塞が築かれた。1640年代にアルダハンを訪れた旅行家のエヴリヤ・チェレビは次のように記している。「アルダハンの要塞は近づきがたい断崖の頂にあり、正方形をしていて頑強である・・・。寒冷な気候のため、庭園や果樹園はない。青果はアジャリアやトルトゥムの要塞から調達される」〔 Evliya Chelebi. ''Թուրքական Աղբյուրներ, Էվլիյա Չելեբի'' (''Turkish Sources, Evliya Chelebi''). Foreign Sources on Armenia and Armenians: Turkish Sources, Volume 3. Trans. and commentary by Aram Kh. Safrastyan. Yerevan: Oriental Department of Armenian Academy of Sciences, 1967, p. 113.〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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