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アルダマーガディー語 : ウィキペディア日本語版
マーガディー

マーガディー()は、中期インド・アーリア語プラークリット)のひとつで、インド東部の方言を基礎とする文学語である。
マーガディー語マガダ語とも呼ばれる。
== 概要 ==
「マーガディー」とは、「マガダ語」を意味する。インド東部、現在のビハール州にあったマガダ国の言語という意味であり、実際にインド東部の方言を元にしていると思われるが、演劇では地域とは無関係に用いられる。
他のプラークリットとくらべると音韻上に大きな違いがある。特に目立つ特徴としては以下のものがある。
# 他のプラークリットの が として現れる。
# が に変化している。
# a語幹の男性名詞の単数主格が e で終わる。(他のプラークリットでは o で終わる)
マーガディーの変種にアルダマーガディー(、「半マガダ語」を意味する)と呼ばれる言語がある。この言語はマーガディーとそれ以外のプラークリットの両方の特徴を持つ。とくに ではなく が現れる。アルダマーガディーはジャイナ教の聖典の言語としてとくに有名である。ジャイナ教ではアルダマーガディーのことをアールシャ(、リシの言語の意)とも呼ぶ〔渡辺(2005) p.112〕。
現代の東部インド・アーリヤ語(ベンガル語アッサム語ビハール語オリヤー語など)は必ずしもマーガディーの特徴を持っていない。たとえばベンガル語では と は区別されており、マーガディーの直接の子孫とは考えられない〔辻(1982) p.148〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マーガディー」の詳細全文を読む



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