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アルティ・エ・メスティエリ : ウィキペディア日本語版
アルティ・エ・メスティエリ

アルティ・エ・メスティエリ(Arti & Mestieri)は、イタリア北部トリノ出身のプログレッシヴ・ロックジャズ・ロックバンド。その音楽はイタリアン・プログレッシヴ・ロックの神髄といえるものだが、核となるのはジャズ・ロックであり、地中海音楽特有のエッセンスと、アングロ・サクソン・ミュージックにはない独特のメロディーやハーモニー、リズム感覚が際立っており、イタリアン・ジャズ・ロック/プログレの最高峰とも国際的に評価を受けている。
1973年、イル・ソーニョ・ディ・アルキメデ(Il Sogno Di Archimede)というバンドにいたジジ・ヴェネゴーニ (ギター)、ジョヴァンニ・ヴィリアール(ヴァイオリン、ヴォーカル)、アルトゥーロ・ヴィターレ(サックス、フルート)、マルコ・ガレージ(ベース)の地元でのコンサートへ、ウノ・ムンド(Uno Mundo)のギタリストで知り合いだったジョルジオ・トニンの招待で、当時すでにザ・トリップ (The Trip)のドラマーとしてプロ・デビューを果たしていたフリオ・キリコ(ドラムス)が観に行ったことが発端で、5名は音楽的に意気投合し、新しいバンドを結成することになった。当時すでにジジ・ヴェネゴーニとジョヴァンニ・ヴィリアールとで実験的に録音していた“Gravita’ 9.81”と“Strips”のアコースティック・ヴァージョンによる音源を聴いたフリオ・キリコは、これらの演奏をデモ・テープに録音して、交流のあったイタリア音楽界の名プロモーター/マネジャーのフランコ・マモーネに直接渡した。バンドの独創的な音楽と類いまれない資質を見抜いたマモーネは新しいバンドとしての正式な結成とデビューを即決する。まもなく、
そこにイ・ミスティチというローカル・バンドのオルガニストだったベッペ・クロヴェッラがキーボード奏者として加わり、アルティ・エ・メスティエリの母体ができあがった。当初、バンドはアルトゥーロ・ヴィターレと、バンドのグラフィック面でのヴィジュアル・プロデューサーでサウンド・エンジニアでもあったラファエッロ・パルマの提案で単に“アルティ”と呼んでおり、1974年6月にイタリアのウッドストックと呼ばれたフェスティヴァル・デル・プロレタリアート・ジョヴァニーレにアルティ名義でプロ・デビューを果たす。その後、クランプス・レコードと契約した際に、代表のジャンニ・サッシの提案によりアルティ・エ・メスティエリと改名した。1974年、バンドは『ティルト』(Tilt)でレコード・デビューを果たし、その並外れた演奏技術力とメロディアスな音楽は、イタリア音楽界ならず世界中に衝撃を与えた (日本でもレコードはリリースされた)。
==バンド名の意味==
「アルティ・エ・メスティエリ(Arti&Mestieri)」とはイタリア語で「芸術家職人」という意味。イタリア語発音ではArti e Mestieriとも表記される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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