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アルトトロンボーン
アルトトロンボーン(alto trombone)は、アルトの音域をもつトロンボーンである。ソプラノトロンボーンとテナートロンボーンの中間に位置する。最も一般的なトロンボーンであるテナートロンボーンよりもやや小ぶりの楽器である。音色もテナートロンボーンに比較してやや明るく軽やかである。 主としてオーケストラの中で使用されるが、稀にソロ楽器としても使用される。かつてのオーケストラではトロンボーンをアルト、テナー、バスの3本で使用する習慣があったものの、現代ではアルトの役割はほぼテナートロンボーンに譲られ、テナー2本とバス1本が標準的な編成になっている。 == 音域 == 古くはヘ(F)管も作られたが、現在は変ホ(E♭)管が一般的である。テナートロンボーンより完全四度高い音が出る。音域は、中央ハの13度下のE♭から中央ハの15度上のB♭程度だが、技術次第でさらに高い音も出せる。下もペダルトーンが出せるが、アルトトロンボーンにその音域が要求されることは少ない。楽譜は通常アルト記号で書かれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルトトロンボーン」の詳細全文を読む
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