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アルトラパン : ウィキペディア日本語版
スズキ・アルトラパン

アルト ラパン(ALTO Lapin)、スズキハッチバック軽自動車である。軽セダンアルトを基本に設計された。ラパンと略して呼ばれる場合もある。
== 概要 ==
弁当箱をモチーフとした丸みのある箱型の外観デザインとし、低めの車体高で広い室内空間を確保したパッケージングに、家電・家具・雑貨などを連想させるデザインのパーツを採用した、5ドアハッチバック型のセダンである。主力車種のアルトにて、男性や高齢者のユーザーが増えて女性層が減ってきたことから、改めて若い女性層にターゲットを当てて開発したものである〔「中部デザイン協会」2011年8月分メルマガより 〕。
開発コンセプトは「ゆるさ」であり、静粛性・乗り心地・使い勝手の良さに配慮して「自分の部屋にいるようなくつろぎと心地よさ」を訴求点としている〔。このコンセプトは女性購買層の支持を得て初代から人気車種になり、3代目開発時にはユーザーの9割は女性であり、うち6割が20代から30代の若い女性であったとされている。
車名の由来となっているウサギの入った前後のエンブレム(「Lapin」ロゴの「i」の上の点部がウサギの頭)、インストルメントパネルアナログ時計(初代モデルのタコメーター非装着グレードのみ)など女性を意識したデザインとなっている。若い女性をメインターゲットに据えることから、ボディーカラーも淡い色を中心に豊富にラインアップされており、それに合わせて内装色も設定される仕様となる。なお、正式車名はアルトラパンだが、販売戦略上アルトとは別車種扱いになり各種広告では単に「ラパン」の表記になる。
初代モデルはマツダ向けにスピアーノとしてOEM供給されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スズキ・アルトラパン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Suzuki Lapin 」があります。



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