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アルビの司教都市[あるびのしきょうとし]
「アルビの司教都市」は、ユネスコの世界遺産登録物件の一つで、フランスのタルヌ県の都市アルビに残る中世の建造物群を対象としている。 == 概要 == アルビジョワ十字軍を経て、13世紀以降のアルビは、ローマ・カトリック教会が権勢を振るう都市となった。その司教都市(La cité épiscopale)は、アルビを流れるタルヌ川左岸に位置し、アルビの歴史的中心地にあたる。 アルビには歴史的な記念建造物が多くある。市の中心部はきわだって保存状態がよく、アルビの黄金時代を伝える数多くの建造物が残っている。旧市街には、中世の趣きを残す街路やルネサンス期の建造物群が多く残り、タルヌ川とその橋などとともに、独特の都市景観を呈している。このことから、1996年には「タルヌ県のアルビに残るレンガ造りの都市建造物群、大聖堂、ベルビ宮殿およびタルヌ川にかかる橋」(Albi (Tarn) : ensemble urbain de briques, cathédrale, Palais de la Berbie, Pont sur le Tarn)の名で世界遺産暫定リストに掲載され〔古田 『世界遺産ガイド 暫定リスト記載物件編』p.94〕、2010年に正式登録された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルビの司教都市」の詳細全文を読む
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