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アルル、ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群 : ウィキペディア日本語版
アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群[あるるのろーまいせきとろまねすくようしきけんぞうぶつぐん]

アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」は、フランスプロヴァンス地方にあるユネスコ世界遺産のひとつ。
アルルは、古代ローマ時代にはプロヴァンス屈指の大都市として繁栄した時期があり、市内の随所に当時の遺跡がある。また、中世にはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のうち、南仏を通るトゥールーズの道の始点になっていたことから、巡礼者たちで賑わった。世界遺産に登録されたのは、これらの時代をしのばせる古代ローマ時代の遺跡・遺構7件とロマネスク期の教会が1件である。また、これらは世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として、重複して登録されている。
なお、当初の登録名は "Roman and Romanesque Monuments of Arles" だったが、2006年に "Arles, Roman and Romanesque Monuments" に変更された(当項目では便宜上訳し分けを行わない)。
以下、ユネスコの登録IDの順に紹介を行う。
== 円形闘技場 ==
円形闘技場 (Les Arènes ; ID164-001) は、古代ローマ時代のアンフィテアトルムの一つで、1世紀末頃に建造された。当時は3層構造で2万人を収容できたとされるが、現存するのは2層のみで、最上層は失われている。それでも、アルルに現存する古代ローマ遺跡の中では最大のものである。
現在では闘牛や各種イベントに使われている。

File:Arena d'Arles.JPG|円形闘技場内部
File:France_Arles_Arena_North_Night.jpg|夜間の円形闘技場


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の詳細全文を読む



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